補修時の課題
・インターロッキングブロックは強く噛み合っているので最初の1 個が抜けにくく時間がかかる。
・最初の1 個を抜く際にブロックを破損させることが多い。
・インターロッキングブロックは再利用しにくいので廃棄処分されている。

開発コンセプト
・規格を統一することで補修材料の供給不具合を解消。
・意匠性の高いストレートタイプで高性能な舗装機能。
・車道に求められる耐久性の向上(すり減り抵抗性)
ブロック再利用によるメリット
・作業時に発生するCO2排出量の削減
・廃棄物削減(ゼロエミッション)
・埋設管工事に伴う舗装復旧跡が目立たない
特徴
・施工は従来のインターロッキングブロックと同じ。
・くさび形の形状により抜き取り作業が容易。
・側面のスリット加工により目地砂の流出を防ぎ、目地砂がしっかり噛み合うので供用中は抜けにくい。
・自然石のため耐久性が高く、抜き取りを繰り返しても角欠けなど破損しにくい。

使用例
インターロッキングブロック舗装の中に3mから5m毎に1 個敷設します。舗装撤去時に最初の1 個の抜き取りにかかる時間を大幅に削減できます。
撤去方法
簡易な工具で簡単に取り外しが可能。その後、隣接するブロックは容易に撤去できます。

ブロック用副資材
ブロックサンド(敷砂)
アスファルトコーティングした敷砂です。ブロック底面の敷砂の固着を防ぐ効果があります。また、細粒化に対する抵抗性が高く、供用後の段差や不陸を防ぐ効果もあります。

メジモールサンド(目地砂)
水加工された目地砂です。目地からの浸水を防ぐことにより目地砂のブロックへの固着を防ぎ、再利用時ブロックに付 着した砂の除去作業が容易になります。また、雑草の発芽防止効果もあります。
