資源循環
100
%マテリアルリサイクル
私たちはこれまでに様々な廃棄物や焼却灰を活用したリサイクル製品を数多く作ってきましたが、自分たちが作ったものをリサイクルするという発想は、残念ながらありませんでした。現在では、建築廃材のコンクリートがれき類などの再利用率は高いものの、大部分は路盤材として利用され、真の資源循環とはいえません。段ボールやアルミ缶、ペットボトルなど、多くの素材が同じ物や違う物へと高いリサイクル率で生まれ変わっている中、コンクリート製品も資源循環を目指した製品づくりにシフトしなければ、持続可能な社会は達成できません。そこで私たちは、廃棄されるブロックを自社内設備で丁寧に粉砕して、再生骨材としてリサイクル。再びインターロッキングブロックに成型することに取り組んでいます。この流れが広がっていけば、もっと人に、そして社会に優しい街づくりができるはずです。
サステナブロック
廃棄されるコンクリートブロックを骨材に100%使用したインターロッキングブロック。リサイクル骨材とはいえ、インターロッキングブロックの品質規格はクリアしています。リサイクル製品となるため、製品ごとに色のばらつきはありますが、そこが「循環型再生ブロック」の特徴でもあります。
※リサイクル製品ですので、製品ごとに色や表面テクスチャにばらつきがあります。※サイズ、納期などは担当営業にお問い合わせください。
リサイクル
100
〜200
29
本/㎡ワインボトルをリサイクル
表層にガラス骨材を使用した、美しい輝きを持ったブロックです。ブロック1㎡あたり29本分のワインボトルをリサイクルしています。
廃瓦をリサイクル
砕いた瓦の骨材が個性的なテクスチャーを作り出すブロック。年間100〜200万tもの瓦廃材が出ていますが、リサイクルすることで廃棄物の量を減らせます。
生活ゴミをリサイクル
街から排出される食器やガラスなどの同じ大きさに破砕したものを活用し、生活ゴミの焼却灰が主材料の「エコセメント」で成型したブロックです。
3
万t/年間各種スラグをリサイクル
ゴミとして埋め立てられていたものは、リサイクルすることで新たな命を吹き込まれ、製品として生まれ変わります。焼成温度1100°Cで焼成された瓦は「瓦破砕屑」、製鉄所で鉄鉱石を高温で融解し、銑鉄を抽出したあとに残った物質は「高炉水砕スラグ」、ゴミや下水汚泥の焼却灰を1500°C以上の高温で焼成して作った物質は「都市ゴミ溶融スラグ」となり、リサイクル骨材として利用されます。これらのスラグ使用量は、年間で3万tにも上ります。さらに廃棄物を主原料とした「エコセメント」もまた、リサイクルに大きく貢献しています。
リユース
15
万㎡/年間当社推定値